今回のお客さまは、my little dogでは久しぶりの猫さん、お名前は『詩露』ちゃんです。
詩露ちゃんは2008年5月に 18歳で天国へ行ってしまったそうです。
ブラッシングで集めた毛がそれとはなく何年か分捨てられずにとってあったそうで、今回、「なにか形にして残せれば」と思われたそうです。

詩露ちゃんは、お写真のように 全身真っ白で、鼻と耳がピンク、目が水色の女の子だそうです。
色白の美人さんですよね。

詩露ちゃんの残してくれた大切な毛でどんな 詩露ぐるみが誕生するかpapikanoも楽しみです。

 

詩露ちゃんの毛がたっぷり届きました。

全体的に量ってみると223gほどありました。

あみぐるみをお作りするにはこんなにたくさんの毛は必要ないのですが、
毛の状態を見て、あみぐるみ作りによさそうな毛を使用させて頂くことにしました。
(使用する毛70g)
梳かしていると、毛以外の想い出のモノ(詩露ちゃんの宝物)もいろいろと出てきました。
毛以外のものは一緒に紡ぐことは出来ませんので、出来るだけそれを取り除き、毛糸にしていきます。


詩露ちゃんの毛が毛糸になりました。
詩露ちゃんの毛は、長い毛・短い毛・硬い毛・柔らかい毛 いろんな表情がありました。
長い毛はどちらかというと、ワンコさんで言うトップコートのような感じかな〜?と思いました。

いろんな表情があるので、若干紡ぐのが難しかったです。
ねじりが甘くても、ねじりが強くても毛糸が切れやすく、また細く紡げば簡単にプチッ!!と切れてしまうので、通常よりも(自分がこれくらいの細さ・太さで紡ぎたいと思った毛糸のサイズ)よりも太めの毛糸となりました。

毛糸の感触としては、少し ゴワっとした感じかな?と思います。
ただしきちんとした毛糸にすることが出来ましたのでひとまず安心です。

 

詩露ぐるみ完成しました。
大きめのかぎ針でざっくりと編んでいますが、きっちりと編み上げることが出来ました。
毛糸が太めでしたので、編むときにも硬く感じたのですが、逆にがっちりとしたあみぐるみとなりました。

詩露ちゃんは鈴付きのカラーをしているように見えましたので、詩露ぐるみにも鈴とリボンを結んでいます。(これは取り外し可能です)

目は薄目のブルーのものをつけてみました。
あと、お髭もつけています。

詩露ちゃんは、ピンク色のお鼻の左側に、黒いほくろのようなものがあるそうで、詩露ぐるみのお鼻にもつけてみましたよ。

 

2007.6.26