柴姫ちゃんの毛が沢山届きました。
全体で90g程あります。
この毛で2個のあみぐるみをお作りする予定でしたが、毛の量や毛の性質の関係上、とりあえず確実に作成出来るよう1つ作成することに変更しました。
フセポーズ45gと羊毛をプラスしてあみぐるみをお作りします。 ※詳しくは以下の説明を読んでね。
柴姫ちゃんの毛は、結構パサパサした感じのトップコートも入っているようで、普通に紡げるかな・・・と作成前に心配になりました為、事前にサンプル毛糸を紡いでみました。
下のお写真を見て頂いても分かるように、パサパサした感じの毛は硬めでありまして、毛糸に紡いでも元の形に戻ろうとする為、毛糸として他の毛と絡まりづらい性質があります。
その為、毛糸や編んだ時に毛がピンピンと飛び出してしまいます。
作業中にも毛が落ちやすく、紡ぎや編みの作業にあまり協力的ではありません。
毛糸になった後も、毛糸は硬めであり、毛糸が太くなりがちです。
柴姫ちゃんの抜け毛はトップコートが多めであったことや、柔らかいアンダーコートも短めな毛もあったことで、少し紡ぎが難しいことが分かりました。
色は若干胡麻色っぽくする予定でありました為(最初は一部の毛を染めて柴姫ちゃん独自の毛と混毛して中間色を作るように考えていましたが)抜け毛の性質なども考えた上で、黒っぽい羊毛を混ぜさせて頂くこととしました。
下の写真のグレーっぽい毛が黒系の羊毛と混毛した毛糸です。
↓カーディングや混毛の際にトップコートや柔らかい短めな毛は作業中落ちやすい。
↓柴姫毛・羊毛 それぞれ 出来るだけ小さい分量にして、ムラにならないように混毛していきます。
そして 柴姫ちゃんの毛糸が出来ました。 白い部分は、本犬様の毛がありませんでしたので、羊毛白を使用します。
トップコート(パサパサ)した毛も入っている為、羊毛を混毛してもやはりパサパサ・ゴツゴツした感じの毛糸になりました。
通常、作業中に落ちる毛も再度毛の中に戻して紡ぐのですが、結構トップコートが多めにあったことと、毛糸が硬くなってしまいそうでしたので、カーディングの際落ちたパサパサする毛は、一部紡ぎに戻さないことにしました。
(毛糸が硬くなると、あみぐるみを編む際も編みにくくなったりします)
こちらは編んでいる最中に、落ちる毛です。
そして、こちらが 柴姫ぐるみです。 フセポーズで、手は前でクロスするような形にしています。
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