1.毛をためよう!!

ワンコの毛で何かを作ると言っても、まずは毛をためないといけません。これが結構大変な場合もある。換毛期にごっそりと毛が抜ける子ならいいけれど、あまり毛の抜けない犬種もいるんですよね。

私の相棒はシーズ。毛の質としては、永遠と毛が伸びつつけます。ところが、そんなロン毛のシーズでも、実はそんなに 毛がたまらなかったり。。。

はじめて毛をためたとき、70gになるまでに4年もかかりました。毎日 毎日ブラッシングをして、やっとたまったのが 70g。でも、『これでやっと毛糸がひとたま出来る』って 思ったときは、ものすご~く嬉しかったな・・・毛を長い時間ためて行くのも、実はひとつの楽しみ だったりするんですよね。 たまったときの喜びは、なんとも言えません。

みなさんもがんばってためてみてくださいね。

2.どんな毛を集めたらいい?

■まずはブラッシングしたときにクシやスリッカーに付く毛をためてください。

基本的にはアンダーコートと言うのが、一番毛糸にしやすいです。

■毛を集める時にゴミや汚れの部分 また糞尿が付いている毛は必ず取り除いてくださいね。

■カットの毛も出来る場合もございますので、カット前にご相談ください。

■カットの毛の場合最低3cm以上の長さは必要です

[作成出来ない・使用出来ない毛]

× 汚れの激しい毛(埃などの絡み付きが激しい毛)

× ノミやダニがいる子の毛 ※下記参照

× 伝染性皮膚病の子の毛 ※下記参照

× その他、毛を見てみて、出来そうもないと判断したとき。


△ 亡くなった子から刈った毛 (亡骸にハサミを入れて姿を変えてしまうのはかわいそうなので、元気なときに毛をためてあげましょう)

△ わんこがいやがるのに無理に毛を抜いたりむしり取ったりしないでね。

△ 目のまわりの毛(涙が付着する場所の毛)

△ 足先の毛(散歩のときに汚れる場所)

△ 肛門周辺

△ 部屋や犬小屋に落ちてる毛 (小さな埃などが付着しているため)

※上記の△場所は、日頃から汚れやすい毛なので毛そのものが荒れています。

出来るだけ、みなさんのご期待に添えるようにがんばりますが、残念ながら毛の質や状態によっては作成をお断りせざるを得ない場合もございます。 どうかご了承ください。

my little dogでは、扱うものが人間と身近に生活する犬の毛であるため 衛生面・健康面では特に注意したいと考えております。 ですので、下記に当てはまる(または疑いのある)わんちゃんの毛の場合、誠に申し訳ありませんが作成をお断りさせていただいております。

[感染性皮膚炎]

毛包虫症(アカルス)・ ニキビダニ・ 疥癬・ 白癬・ ノミ・ ダニ・ センコウヒゼンダニ・ ツメダニ・ その他感染性の皮膚炎

[感染症の病気]

バルポウィルス・ ジステンバー・ 伝染性肝炎・ アデノウィルス2型・ バラインフルエンザ(ケンネルコフ)・ レプトスピラ症・ コロナウィルス(新型含む)・ ブルセラ症・ 破傷風・ 狂犬病

[寄生虫]

回虫症・ こう虫・ 鞭虫症・ コクシジウム症・ ジアルジア症・ 条虫症・ バベジア症・ フィラリア